第120章

「ネイソン! おまえ、どっちの味方なんだよ?」ケヴィンは不機嫌そうにネイソンをにらみつけた。

「ガブリエルが遊び回るのはまだしも、どうして君まで肩を持つんだ?」ネイソンは信じられない、とでも言いたげにケヴィンを見た。

ケヴィンは唇を尖らせる。「何がそんなに大ごとなんだよ。俺たちみたいな連中って、いつもこうだろ?」

それから付け足すように言った。「それに、恋愛じゃ、愛されないほうが本当の破壊者なんだよ」

「もう黙れ!」ネイソンの表情がすっと陰った。そして、複雑な目で私を見る。

私は何も言わず、ただネイソンを見返した。視線だけで告げる――「ほらね。あなたの仲間ってこういう人たち。芯まで腐...

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